テミスの不確かな法廷ネタバレ原作結末!恋愛でくっつくラスト?

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2026年1月からNHK総合「ドラマ10」でスタートする松山ケンイチさん主演のドラマ「テミスの不確かな法廷」原作のネタバレ結末とは?

「テミスの不確かな法廷」直島翔さん原作のあらすじネタバレを最終回結末までとドラマの違いなどご紹介していきます。恋愛でくっつくラスト?

目次

テミスの不確かな法廷|原作は直島翔の小説!脚本家は誰?

原作は直島翔の小説

ドラマ「テミスの不確かな法廷」原作は直島翔(なおしま・しょう)さんの小説です。

こんなあらすじです。

任官七年目の裁判官、安堂清春(あんどうきよはる)は、東京からY地裁に赴任して半年。幼い頃、発達障害と診断され、主治医のアドバイスを受け、自身の特性と向き合ってきた。
市長候補が襲われた詐欺未遂と傷害トラブル、ほほ笑みながら夫◆害を告白する女性教師、「娘は誰かに◆された」と主張する父親……。さまざまな事件と人との出会いを通じて、安堂は裁判官として、そしてひとりの人間として成長していく。

引用元 KADOKAWA

原作は「カレンダーボーイ」「恋ってどんなものかしら」「擬装」の3つの短編からできています。

この3つの案件をとおして、成長していく主人公を描いた作品です。

原作本は2023年4月にKADOKAWAより単行本が刊行され、加筆修正のうえ2025年11月に、同社より角川文庫版が刊行されました。

原作者の直島翔さんは1964年宮崎県出身。立教大学社会学部社会学科卒され、新聞社勤務。社会部時代、検察庁など司法を担当されていました。

大学生のころに「文章を書ける人というのは、書く以前に読める人なのではないか?」と思い、書くことに恐れをなしていたそうです。

40歳を過ぎたころ、不思議と文豪作品を苦にせず読めるようになった直島翔さん。

3回ほど挫折したというドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を読み終えたとき、書けるのではないか?と思われたそうです。

それから十数年、仕事か何かのせいにして、挑戦を見送っていました。

ようやく2021年、『転がる検事に苔むさず』で第3回警察小説大賞を受賞しデビュー。

ほかの著書に『恋する検事はわきまえない』『警察医のコード』があります。

直島翔さんさんのコメント

人には不可思議な面があります。例えば大谷翔平選手はトマトが苦手です。裁判官・安堂清春は理解されがたい特性を数多く持っています。極度の偏食に毎日の忘れ物、落ち着きがなく、人の気持ちが分からない……それでも社会にまざって懸命に生きようとします。彼の名は「青春」にさんずいをふって清春としました。周囲との違いから涙に濡れる異能の裁判官を松山さんが演じると聞いて、とても安心しました。優れた脚本と演出のもと新たに誕生する清春を心待ちにしています。

引用元 公式サイト

主人公が患っている発達障害とは

発達障害とは?

発達障害は、脳の働き方の違いにより、物事のとらえかたや行動のパターンに違いがあり、そのために日常生活に支障のある状態です。発達障害には、知的能力障害(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、限局性学習症(学習障害)、協調運動症、チック症、吃音などが含まれます。同じ障害名でも特性の現れ方が違ったり、他の発達障害や精神疾患を併せ持つこともあります。

発達障害の特徴

発達障害の特徴にはこのようなものがあります。

・知的能力障害(知的機能の水準により、日常生活への適応に困難がある状態)

・自閉スペクトラム症(自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを読み取るのが苦手)

・注意欠如・多動症(落ち着きがない、待てない、注意が持続しにくいなど)

・限局性学習症(知的発達には問題ないが、読んだり書いたり、計算するなど特定の学習にのみ困難がある)

・協調運動症(粗大運動や微細運動が不器用)

など

引用元 こころの情報サイト

ほかにもチック症や吃音なども。発達障害にはさまざまな症状があります。

「テミスの不確かな法廷」主人公の安堂清春は、幼いころにASD(自閉スペクトラム症)と、ADHD(注意欠如多動症)と診断されています。

タイトルのテミスとは

「テミス」は古代ギリシア語で「不変なる掟」を意味し、ギリシャ神話における、法と掟の女神のことです。

ウーラノス(天)とガイア(大地)の娘で、ティーターンの一柱。

正義の剣と天秤を持つ姿で描かれ、法と裁きの象徴とされています。

また、デルフォイの神託所の創設者であり、アポロンに予言の術を授けた予言の女神でもあります。

日本の最高裁判所の大ホールには、「テミス」をモデルとして作られた「正義」像があります。

脚本家

「テミスの不確かな法廷」脚本家は浜田秀哉(はまだ・ひでや)さん。1972年香川県出身。

2004年にNHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募で最優秀賞を受賞され、脚本家に転身されました。

ドラマ「ラストホープ」で市川森一脚本賞を受賞しています。

ドラマの脚本は「絶対零度シリーズ」「イチケイのカラス」「ノッキンオン・ロックドドア」「天久鷹央の推理カルテ」などがあります。

放送予定

「テミスの不確かな法廷」はNHK総合で放送されます。

2026年1月6日火曜日からスタート【全8回】
毎週火曜日 夜22時00分~22時45分

再放送は総合テレビにて、毎週金曜 午前0:35~1:20で放送されます。

テミスの不確かな法廷 原作のあらすじネタバレを結末まで!恋愛でくっつくラスト?

「テミスの不確かな法廷」原作は、3つの短編で構成されています。

カレンダーボーイ

発達障害で裁判官の主人公、安堂は小学生のころから、ASDとADHDを自覚して生きていて、心と体のバランスが崩れそうになると、主治医に勧められたカレンダーを思い浮かべ、衝動をやり過ごすという行動をとります。

そして周囲の同僚たちにそんな自分がバレないように、細心の注意を払って行動していました。

このようにタイトルの「カレンダーボーイ」とは主人公のことです。

安堂は特性を隠しながら、懸命に裁判官としての仕事と向き合い、その特性を生かしながら事件と向き合っていきます。

県道で故意にタクシーにぶつかり、大げさに転んだ当たり屋の被告人・江沢卓郎は、タクシーの乗客に注意されました。

いわゆる当たり屋の典型だと思われていました。

被告人・江沢卓郎はその乗客だった市長候補・茂原孝次郎に、暴力を振るい怪我をさせ、自分のしたことを認めましたが公判初日に突如、自白を翻しました。

このトラブルは市長候補だった被害者が、市長になっていたことで注目されます。

そして裁判では、罪を認めると言う方針を事前に話していた弁護士と、そんな弁護士を否定する被告人の意見が合わずに混乱する事態に。

裁判官の安堂により、弁護人・浜之上の解任命令が下り、法廷内はざわつきました。

この時・・・安堂は自分の意志なのか?脳の指令なのか?区別がつかないまま、命令を下したのでした。

いわゆる国選弁護人を裁判官が解任することは過去に前例がなく、必ず弁護士会から強い抗議をされることになると、弁護士から言われます。

そして新たな弁護人となったのが⼩野崎乃亜(鳴海唯)でした。

一方、裁判官の安堂は被告人の隣人に話を聞いたり、1人で裁判官らしからぬ行動を始めます。

その聞き込みで、偶然にも⼩野崎乃亜と出会い話をすることに。

⼩野崎は当初は、国選弁護人を解任した安堂に否定的な態度で安堂に「私は次の裁判で裁判官忌避を申し立てなくてはいけません」と言っていました。

しかし裁判の原則に抵触するような危険を冒して江沢卓郎のトラブルを調べる安堂と接するうちに考えが変わったのか?裁判官忌避の申し立てをやめると言います。

安堂に裁判を仕切ってもらった方が、都合が良いと考えたからでした。

そして安堂このような行動により、被告人の不可解な行動が解き明かされ、安堂からもらったヒントで⼩野崎乃亜が驚きの真実にたどり着きます。

江沢卓郎には姉・江沢郁美がいて、卓郎がトラブルを起こす少し前に脳梗塞で亡くなっていました。

実は病院に搬送された姉の郁美でしたが、手術を対応ができる医師がおらず、亡くなってしまったのでした。

その日、茂原孝次郎が市長選に出る壮行会で、患者のことを考えずに、医師たちがその会に参加してお酒を昼間から飲んでしまっていて、対応できない状況でした。

そのことをタクシーで話していたのを聞いていた運転手の藤山澄久は郁美と知り合いだったことから、江沢卓郎にそのことを伝えました。

そして、茂原が乗っていたタクシーを止めてトラブルになったのでした。

江沢卓郎は自分に情報を教えてくれた藤山澄久をかばうために、多くを語らなかったものの、その後、トラブルの被害者として茂原が市長になったことに納得がいかずに、素直に罪を認めるのもバカバカしくなり、最初の国選弁護人のいい加減な態度も許せずに、犯行を否認したのでした。

恋ってどんなものかしら

数学教師の夫・宗繁之を音楽教師の妻が殴り命を奪い、◆人の容疑で妻の宗春実が逮捕されました。

裁判官室で春実と会うことになった安堂。晴美は待合室で、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』の中の「恋ってどんなものかしら」という歌をハミングしていて、どこか楽しそうにしています。

当初は精神的に最初は混乱していたからだと思われた晴美ですが、安堂はある過去の出来事を思い出します。

小学生時代に病院で自分が誤って花瓶を割ってしまったときに、清掃員のおじさんが、自分がやったと安堂をかばってくれて、その時見せた笑顔が春実の見せた笑顔と同じだと思いました。

その後、そのおじさんのことを調べて、驚きの事実を知ります。

そのおじさんは森幸市(もりこういち)と言い、コルサコフ症候群で、昔の記憶があっても、脳が傷ついているせいで、直近のことほど忘れてしまう。嬉しそうにほほ笑むのは、記憶が補えたことを喜ぶからで、自分の作り話の出来栄えに満足してしまう。

安堂が花瓶を割ってしまった事実を忘れてしまったおじさんは、自分が割ったと作り話をして、記憶を補っていたのでした。

そして、春実も同じ病だと思った安堂。

この安堂のアドバイスを受けて、担当していた弁護士の⼩野崎乃亜も、春実がコルサコフ症候群であったことを主張し、犯人であることは確実であるものの、責任能力に乏しいと主張。

またそんな中、宗繁之と夫婦の2人ともが務めていた橙園学院高校の校長・佐髙京介が同性愛者で許されぬ関係を持っていたことが判明。春実に同情の声が集まります。

本来だと懲役10年だと思われた量刑でしたが、裁判員裁判で5年に減刑されました。

また病から記憶がないこともあり、動機は不明のまま裁判は終わりを迎えました。

そしてラストでは更なる衝撃の事実が判明します。拘置所にいた宗春実の本音が明かされます。

実は、安堂が昔出会っていた微笑みのおじさん・森幸市は宗春実の父親でした。

罪を軽くするために、父親の病気のことを知っていてコルサコフ症候群を装ったのでした。

動機は、夫が離婚に応じない理由は、校長・佐髙との関係が世間にバレてしまうからだと言われ、このまま家庭内別居を続けたいと言われ、自分の人生なんてどうでもよいのか?と頭に来て、やってしまったのでした。

擬装

たまたま訪れた弁護士・⼩野崎乃亜の事務所。そこで出会った法律相談者依頼者羽鳥。

羽鳥はITエンジニアだった28歳の娘を事故で亡くしていました。

誰かに命を奪われた思いを捨てられず、広島から羽鳥はやって来たのです。

安堂は羽鳥の喪失に寄り添い、知恵を貸します。

そして、娘さんがボランディアで出会った男の特殊詐欺の証拠を手に入れて、警察に通報しようとしていたことを突き止めます。

しかし、その男に命を奪われたワケではなく、男に証拠を入手したことがバレてしまったと焦った娘さんが、お風呂場の脱衣所の排気口に証拠を映したタブレットを隠すときに、バランスを崩した転倒して、亡くなってしまったことがわかりました。

その後、その証拠をもとに、詐欺をしていた男が警察で自供しました。

恋愛でくっつくラスト?

小説では、安堂が3つのトラブルを通して、⼩野崎乃亜と接して距離を縮めていきます。

そして⼩野崎乃亜に自分が発達障害であることをなぜだか明かす展開に。

ラストでは、安堂が⼩野崎乃亜に「安堂さん、好きな人はいますか?」と聞かれて「います。いまそこに、あなたです。」と答えておそらく2人は結ばれる?と思われるラストで終わりました。

ドラマでも、小野崎が登場するので、ヒロインとして、恋愛が描かれる可能性があると思いました。

テミスの不確かな法廷のドラマと原作の違いとは?

以上、簡単に3つのストーリーをご紹介しましたが、NHK公式サイトによるとこんな記載がありました。

原作のスピリットを受け継ぎながら、登場人物たちの古傷や因縁、葛藤を掘り下げ、オリジナルの物語を重ねてさらなるエピソードを紡ぎ出す。法廷という枠を超え、“人が人を裁く”とは何かを見つめ直す、深い人間ドラマがここに誕生する。

引用元 公式サイト

それぞれの登場人物をより丁寧に描き、ドラマオリジナルのエピソードも織り込まれる、ということだと思われます。

ドラマの公式サイトにはこんなエピソードが紹介されていました。

◆市長を襲った青年
◆親友をこん睡状態に追い込んだ高校生
◆「父は法律に命を奪われた」と訴える娘

「市長を襲った青年」は「カレンダーボーイ」が原作だと思われますが、ほかの2つは原作にはないエピソードだと思われます。

ただ全8話なので原作に登場した他の2つのエピソードとともに、その他にもオリジナルエピソードとともに安堂の成長、葛藤、活躍が描かれるのでは?と思います。

テミスの不確かな法廷|あらすじネタバレ最終回まで全話まとめ

あらすじ

任官七年目の裁判官・安堂清春(松山ケンイチ)。東京から前橋地方裁判所第一支部へと異動してきた彼は、一見、穏やかな裁判官に見える。だが、その内側には絶対に打ち明けられない秘密が・・・。
幼い頃、衝動性や落ち着きのなさからASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)と診断された安堂。以来、彼は自らの特性を隠し、“普通”を装って生きてきた。それでも、ふとした言動が前橋地裁第一支部の面々を戸惑わせ、法廷内外で混乱を巻き起こしてしまう。
そんな安堂の元に、複雑な人間模様が絡み合う、難解な事件が舞い込んでくる。市長を襲った青年。親友をこん睡状態に追い込んだ高校生。そして「父は法律に殺された」と訴える娘――。
やがて、安堂の特性からくる“こだわり”が、誰も気づかなかった事件の矛盾をあぶり出す。しかし同時に、彼は自身の衝動とも格闘しながら公判に挑まなければならない。
果たして安堂は、公正に事件を裁き、真実へとたどり着くことができるのか!?

引用元 公式サイト

第1話「裁判官忌避」

(1)
前橋地裁第一支部に赴任した裁判官・安堂(松山ケンイチ)。幼い頃、精神科医・山路(和久井映見)から自閉スペクトラム症(ASD)と注意欠如多動症(ADHD)の診断を受けた彼は、その特性を周囲に隠している。ある日、市長が襲われる傷害事件が発生。被告人・江沢卓郎(小林虎之介)は罪を認めるはずが、初公判で一転して否認。その急変に違和感を覚えた安堂は、特性ゆえの衝動と格闘しながら、事の真相を調べ始める。

引用元:公式サイト

 

 

テミスの不確かな法廷|キャスト出演者は?

安堂清春(あんどうきよはる):松山ケンイチ(まつやま・けんいち)

前橋地裁第一支部に異動してきた特例判事補。幼少期にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)の診断を受け、主治医の助言をもとに、“普通”であろうとコミュニケーションや振る舞い方を学んできた。発達障害ゆえに社会に馴染めない彼が裁判官になったのは、法律だけは個人の特性に関わらず変わらないルールだから。法律を学ぶことで自分も社会の一員になれると信じた。⼀⽅で、空気を読まずに発⾔したり、突発的な⾏動をとってしまう⾃分でも抑えられない衝動から、⼈と関わることを恐れてきた。しかし本当は⼈の気持ちを理解し、社会に溶け込みたいと思っている。

コメント

主人公の安堂は普段何気ない事柄からもとても繊細に沢山の情報を捉えて吸収している一方で、コミュニケーションのテンプレートに対応するのが困難だったりと、とても特徴的なキャラクターだと思いました。本作品は、このような人間が周りにどんな影響を与えていくのかをとても温かく優しい目線で描かれているように感じました。
安堂は自分の特性を活かせる仕事として裁判官を選択しましたがそれは自分の一部分の特性で、他の部分はまだまだ未知数です。その未知数な部分が様々な人々との関わりでどう変化していくのか、それとも変化しないのか楽しみです。
台本を読み進めていくと、特性の部分で違いは沢山あるけれど感性を持った人間として僕と安堂は何が違うんだろうと考えるようになりました。凸凹は誰しもがあるけれど、その裏には様々な心の傷があるように思います。その傷がどれだけ大きかったのか、安堂の鋭いきめ細かな感性にこの番組に関わる全ての人たちと一緒に寄り添っていくことで人間について新たな発見や気付きがある作品にできればと思います。

連続テレビ小説「虎に翼」で厳しさと温かさを併せ持つ最高裁長官・桂場を、ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」では癖のある弁護士・松風を、映画「デスノート」では圧倒的な存在感で“L”を演じるなど、数々の話題作で注目を集めてきた松山ケンイチさん。

発達障害の裁判官という、難しい役どころをどう演じるのか楽しみです!

⼩野崎乃亜(おのざきのあ):鳴海唯(なるみ・ゆい)

ある事件をきっかけに、東京の大手法律事務所を辞めて前橋にやってきた弁護士。刑事事件において、起訴有罪率99.9%を誇る検察に弁護士の勝ち⽬はないが、安堂の特性をうまく利⽤すれば突破口が開けるかもしれないと彼に近づく。しかし、安堂と向き合ううちに、彼の抱える苦悩や孤独に触れ、いつしか自身も思わぬ影響を受けていく。

コメント

本作品はリーガルサスペンスでありながら、人の性質が繊細にそしてユニークに描かれている新しいヒューマンドラマだと感じました。小野崎乃亜は、多くの人は救えなくても自身が出会った人の人生は救いたいという、強い正義感を持った人物だと思います。その正義感と現実の狭間で揺れ動き、心が何度も折れそうになる。そんな瞬間は私自身も経験があり、役との親和性を感じました。そんな中で、特性を持ちながら真実を追求し続けている安堂に出会い、法律家として、人として、ゆるやかに成長し変化していく、その温かい人間模様に注目していただきたいです。

落合知佳(おちあいちか):恒松祐里(つねまつ・ゆり)

任官三年目にして早くも将来を嘱望されるエリート判事補・落合。冷静かつ理論的な思考を身上とし、感情を排した判断こそ裁判官のあるべき姿だと信じている。慣例にとらわれない安堂の言動に戸惑い、キャリアのために距離を置こうとするものの、次第に合理的な考えだけでは割り切れない“何か”が、彼女の中に芽生えていく。

コメント

裁判官の落合知佳を演じます。恒松祐里です。
感情に流されず、規則通りに仕事をする落合は、この地裁のある意味ツッコミ役的な存在です。
いつも正論を言っている落合ですが、人間社会は色々な人の想いが絡まり合いながら成り立っています。その想いに耳を傾けられるようになるのか…。
まだまだ成長途中の彼女を見守っていただきながら、ご視聴いただければと思います。

古川真司(ふるかわしんじ):山崎 樹範(やまざき・しげのり)

事故を起こして亡くなった父の“汚名”を晴らしてくれた検察官に憧れ、その背中を追って検察の道へ。自らが起訴した被告人については、求刑が実現するよう緻密に証拠を固め、追い詰めていく実直な検察官。安堂の予測不能な言動や、それに便乗する小野崎にペースを乱されながらも、頼まれごとがあると断れないお人よしな側面を持つ。

コメント

検察官は証拠を元に起訴・不起訴、求刑を決めます。検察官にしか出来ない仕事です。人の人生を左右する重責と日々向き合う関係者の皆様に心から敬意を表します。正義を司る女神テミスは右手に剣、左手に秤を持っています。正直に言えば私は演じていて恐怖を感じます。私の正義の剣がどれだけ人を傷付けるのか? 秤に載った重りは人の人生を背負うだけの覚悟があるものなのか? 人の外側は見えても内側は全く見えません。私は自分の後頭部を肉眼で見た事がありません。
自分自身の事ですらよく分かっていないのです。この恐怖と戦いながら誠実に古川真司を演じたいと思います。

八雲恭子 (やくもきょうこ):山田 真歩(やまだ・まほ)

コメント

法廷で目にするテミス像は、物事の善悪を判断する「天秤」を左手に持っているそうです。でも、何が「正しいこと」なのかは、時とともに変わっていくこともあると思います。ある価値観を信じ続けていたのに、それが間違っていたことに気づいて愕然としたり……。皆が「正しい」と思ってきたことに、「本当にそうだろうか?」と疑問の声を投げかけられるのは、もしかしたら安堂裁判官のように、“宇宙人”のような透明な目を持っている人なのかもしれません。私は八雲書記官を演じながら、揺れ動く真実の行方をしっかり見届け、書き記していきたいと思います。

荻原朝陽 (おぎわらあさひ):葉山 奨之(はやま・しょうの)

前橋地方裁判所第一支部の書記官。高い情報収集力を持ち、うわさ話にも精通した“人なつっこい”タイプ。持ち前の情報力と気さくさで裁判官を支える一方、予測不能な安堂の言動に日々、翻弄されている。

コメント

書記官・荻原朝陽役を務めます、葉山奨之です。書記官という役を演じるのは初めてで、裁判の場をそっと支える存在としての丁寧さや落ち着きに、とても魅力を感じながら向き合っています。専門用語や難しいセリフに悩むこともありますが、主演の松山さんをはじめ、裁判官キャストの方々、スタッフの皆さんが温かい雰囲気を作ってくださり、毎回新鮮な気持ちで“書記官”という役を演じられています。本作には、これまでの法廷ドラマとは少し違う視点や優しさがあります。人がどのように寄り添い、支え合っていくのか――その温度を感じていただける作品になっていると思います。

結城英俊 (ゆうきひでとし):小木 茂光(おぎ・しげみつ)

最高検察庁の次長検事。若手時代から重要な供述を引き出す“割り屋”の能力に優れ、数々の重大事件で結果を残してきた。冷静かつ的確な判断力も組織内で高く評価され、検察ナンバー3にあたる次長検事の地位に上り詰める。かつて起訴し、供述を引き出して死刑判決に導いた元死刑囚の遺族から再審の動きがあると知り、警戒心を募らせる。

コメント

この人物のある台詞の中で「真実とは時に強い思い込みにすぎませんよ」と言っています。この役柄を与えていただいた私としては、人間の心の底に潜んでいる本当の事を防衛本能で隠して日常を生活し、自分の理想や願望が現実の目の前で繰り広げられているのだと思い込んでいるだけかもしれない。ただそれも一つの真実なのではないかと考えるに至りました。
検事として様々な一つ一つの真実と向き合ってこの地位に辿り着き過去の取り返しのつかない現実に向き合うことになる結城英俊という人物に、俳優として命を授けるために全力で向き合います。お楽しみに。

安堂朋子 (あんどうともこ):入山 法子(いりやま・のりこ)

安堂清春の母。専業主婦として息子を育てるなか、周囲の子どもと違う点や、うまくコミュニケーションが取れない理由が分からず苦悩してきた。清春が13歳のときに発達障害の診断を受けたことで、ようやくその“理由”にたどり着き、長年の戸惑いに答えが与えられるが・・・。

コメント

普通じゃ嫌だとつっぱねたり、
普通で居たいと涙したり、
普通の幸せが欲しいと願ったり、
普通ってなんなのでしょう。
優しい気持ちで清春を見守りながら、皆さんと一緒に考え、感じていけたらと思っています。

津村綾乃(つむらあやの):市川 実日子(いちかわ・みかこ)

前橋地方裁判所第一支部の執行官。確定した判決や命令に従わない相手に対し、財産の差し押さえや家屋の明け渡しなどを確実に執行させる役割を担うため、「取り立て屋」と揶揄(やゆ)されることもある。執行ごとに手数料収入が発生する独自の給与制度から、正義感よりも現実的な損得勘定で動く一面も。赴任してきた“変わり者”安堂の噂(うわさ)を聞きつけ接触を図るが、敵か味方か、その真意は謎に包まれている。

コメント

津村は、女性では極僅かしかいない執行官です。監督からは、法廷の中と外を行き来する存在で、理想だけで世界は変わらない事を、身をもって理解している人物だというお話がありました。撮影中、まっすぐで大きい子犬のような松山さんを見ていたら、この脚本には、たくさんのテーマが潜んでいるのではないかと思うようになりました。どんな作品になるのか…楽しみにして頂けたら、うれしいです。

山路薫子(やまじかおるこ):和久井 映見(わくい・えみ)

精神科医。安堂が13歳の時に出会い、彼の発達障害を診断して以来、ずっと経過を見守り、相談に乗り続けてきた、安堂が唯一心を許せる存在。一方で、かつて自身が担当した精神鑑定の結果によってもたらされた悲劇を今も胸に抱えている。安堂への寄り添いと自身の葛藤――温かさと影の両面を持つ人物。

コメント

台本を読み進めながら、松山ケンイチさんの演じられる清春君の、考え、思い、言葉に、とても引き込まれました。そして、登場人物それぞれの考え、思いや言葉。清春君がその人達との関わりや人生の中で、どんなふうに歩みを進めていくのか…。切なくもあり、あたたかくもあり…。どうぞ最後まで、ぜひご覧ください。

門倉茂(かどくらしげる):遠藤 憲一

前橋地方裁判所第一支部の部長判事であり、安堂の上司。かつては「伝説の反逆児」と呼ばれ、反骨精神にあふれる裁判官として知られていた。定年まであと二年、平穏な日々を願っていたが、安堂が赴任にしてきたことによって、胸の奥でひそやかに眠っていた感覚が揺り動かされる。

コメント

クランクインする前、初めて裁判を傍聴した。窃盗事件や麻薬関連の裁判などいくつか見学したが、裁判長は被告に親身に語りかけたり、反省させるべく強く戒めたり、何とか更生に向かわせようとしていた。裁判とはもっと無機質なものかと思っていたが、法廷は人間くさい場だった。今回のドラマ「テミスの不確かな法廷」は、このような現実の裁判に則しながら、エンターテイメント性を加え、さらに主人公は発達障害を抱えた裁判官だ。主演の松山ケンイチ君はこの難役を見事に演じきっている。
とにかく見応え充分な作品になるだろう。

江沢卓郎 (えざわたくろう):小林 虎之介(こばやし・とらのすけ) 第1話ゲスト

ガソリンスタンドでアルバイトをする青年。市長に対する傷害および詐欺未遂の容疑で検察に起訴され、被告人として安堂が担当する裁判に出廷する。しかし、自分を弁護する弁護人への協力を拒み・・・。

コメント

脚本を頂いて最初にパラパラと速読した時、「法廷物か、難しそうだな」と思ったのですが、再度しっかり読み進めていくと面白くて、堅い職業の作品に「ウッ」っとなりやすい僕でもページをめくる手が止まりませんでした。昨年『宙わたる教室』を共に作ったチームと再びドラマを作れるということで、少しでも成長した姿をと思いアクセル全開で挑ませていただきました。素敵な作品を届けて下さるチームなので、放送を期待してお待ちください。

キャスト引用元 公式サイト

「テミスの不確かな法廷」第1話にはほかに、検察官やくで園田あいかさん、被疑者・卓郎の姉役で村上穂乃佳さんなどが登場。

他にも被疑者宅の隣人、木野花さんや市長の飯田基祐さん、タクシー運転手役で金井勇太さん、卓郎の弁護人役で 八十田勇一さんなどもご出演されます。

豪華なゲストキャストにもご注目ください!

まとめ

2026年1月6日よりNHK総合「ドラマ10」枠にて「テミスの不確かな法廷」がスタートします。

発達障害の裁判官が、様々な事件に挑み、人とのかかわりの中で成長していく姿を描いた作品。

原作は2023年の直島翔さんの同名小説。直島翔さんは長く新聞記者として活動されていました。

脚本家は「絶対零度シリーズ」「天久鷹央の推理カルテ」などの浜田秀哉さん。

主役は松山ケンイチさん。ほかには鳴海唯さん、恒松祐里さん、遠藤憲一さん、和久井映見さんなどの豪華なキャスト俳優が登場します。

「テミスの不確かな法廷」原作との違いもお楽しみください!

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